２０１７京都の節分　法輪寺

皆様、本日は大変風が強く寒い朝でしたが、風も弱まり暖かくなってきましたね。お元気でお過ごしでしょうか。２０１７京都の節分の第一回目の今回は、法輪寺のだるま節分です。
法輪寺と聞くと嵐山の十三まいりで有名な真言宗のお寺を思い浮かべますが、今回のお寺は西ノ京円町に近い上京区に位置します。法輪寺は臨済宗妙心寺派の寺院で、享保年間の１７２７年に萬海和尚によって創建されました。本尊は釈迦如来で、等身大の寝釈迦如来木像も奉安しています。寺内の達磨堂に三国随一といわれる起き上がり達磨をはじめ、８千体の達磨を安置していることから達磨寺と呼ばれ、節分も達磨寺節分会と呼ばれています。本堂には、日本の映画関係者約四百人を祀った「貴寧磨（キネマ）殿」や島津製作所の創業者の島津源蔵夫妻の念持仏を祀った学神堂などがあることでも知られています。

達磨寺の愛称通りに、境内の至る所に達磨があります。この日は、節分にちなんで本堂にも、達磨や達磨の屏風が置かれています。
庭園は「十牛の庭」と呼ばれていて、そのためか本堂の左側に牛の像が置かれています。
 

達磨寺では２００円納めて願い事を書くためお札をいただき、記入したお札の裏面に糊をつけ、境内に置かれた大達磨に貼り付けて祈願します。中島も大達磨にお札を貼り、娘の海風（みう）の健康と成長を祈願しました。
達磨をはじめ節分の縁起物が境内で売られていましたが、本年は達磨の形をした消しゴムがあり、珍しさもあって娘のために購いました。

今回の法輪寺の達磨寺節分会の記事は、いかがだったでしょうか。次回は、千本ゑんま堂の節分について書いてみます。京都より中島の報告でした。