２０１７京都　酉年ゆかりの社寺　三宅八幡宮

皆様、今日は寒波の影響で寒い一日となりましたが、健やかにお過ごしでしょうか。最後の京都の酉年の神社は、京都市上京区高野にあります三宅八幡宮です。
三宅八幡宮の祭神は応神天皇で、子供の護り神として有名です。そのため、子供のかんの虫封じ、夜泣きにご利益があり、加えて虫退治の神として害虫駆除にも効果があり、別名「虫八幡」とも呼ばれています。

この神社は鳩をとても大切にしています。本殿の南側の入口には神の使いとして狛犬ならぬ狛鳩が置いてあることでも知られ、境内の各所で鳩のデザインを見ることができます。

三宅八幡宮の名物は鳩餅で、鳩の形をしたお餅が境内の売店で売られています。
三宅八幡宮には子供の成長ために神鳩を授与し、子供が無事成長した折にお礼にお返しにくるというならわしがあります。

中島は、鳩みくじを引いてみました。石清水八幡宮や六角堂のもとと異なり、御神籤はお腹の中に入っていて、赤い紐を引いて取り出します。ちなみ中島のおみくじは第六番の大吉でした。

三宅八幡宮の最寄駅は叡山電鉄の八幡前駅です。この駅も可愛らしい鳩のデザインで一杯で、少し幸福な気分になった中島でした。

４回でお届けした京都の酉年にゆかりの社寺は、いかがだったでしょうか。次回からは関東圏の酉年の社寺をお届けいたします。京都より中島の報告でした。