2017鎌倉の梅 東慶寺
皆様、本日は寒の戻りの肌寒い朝となりましたが、健やかにお過ごしでしょうか。2017鎌倉の梅の第1回の今回は、北鎌倉にあります東慶寺の梅をお届けいたします。
東慶寺は、安達泰盛の異母妹で8代執権北条時宗の妻であった覚山尼が開山のお寺です。かつては尼寺で、5世の後醍醐天皇の皇女の用堂尼や20世の豊臣秀頼の娘の天秀尼などが、住持を務めました。明治になるまでの約600年間、「縁切寺法」が許された格式高い寺院で、「縁切り寺」、「駆け込み寺」として有名です。明治35年に尼寺としての歴史を終えた後、明治38年に円覚寺管長であった釈宗演が入寺し、臨済宗円覚寺派の寺院として中興します。釈宗演の声望を慕って、門下には政財界人、哲学者などが多数集まり、その中の一人の鈴木大拙は「松ケ岡文庫」を設立し、東慶寺は世界的な禅文化発展の拠点となりました。東慶寺のメインの花は6月の紫陽花ですが、1年中何らかの花があるお寺で、梅の名所としても知られています。
中島が訪れた2月24日は暖かく、多くの梅見客で賑わっていました。
それでは、もう少し個々の梅の木に近づいて見てみましょう。
今回の東慶寺の梅は、いかがだったでしょうか。次回は、同じく鎌倉の瑞泉寺の梅をお届けいたします。鎌倉より中島の報告でした。
東慶寺は、安達泰盛の異母妹で8代執権北条時宗の妻であった覚山尼が開山のお寺です。かつては尼寺で、5世の後醍醐天皇の皇女の用堂尼や20世の豊臣秀頼の娘の天秀尼などが、住持を務めました。明治になるまでの約600年間、「縁切寺法」が許された格式高い寺院で、「縁切り寺」、「駆け込み寺」として有名です。明治35年に尼寺としての歴史を終えた後、明治38年に円覚寺管長であった釈宗演が入寺し、臨済宗円覚寺派の寺院として中興します。釈宗演の声望を慕って、門下には政財界人、哲学者などが多数集まり、その中の一人の鈴木大拙は「松ケ岡文庫」を設立し、東慶寺は世界的な禅文化発展の拠点となりました。東慶寺のメインの花は6月の紫陽花ですが、1年中何らかの花があるお寺で、梅の名所としても知られています。
中島が訪れた2月24日は暖かく、多くの梅見客で賑わっていました。
それでは、もう少し個々の梅の木に近づいて見てみましょう。
今回の東慶寺の梅は、いかがだったでしょうか。次回は、同じく鎌倉の瑞泉寺の梅をお届けいたします。鎌倉より中島の報告でした。
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