小樽 旧銀行の歴史的建造物
皆様、昨夜の雨も上がり青空も見えるようになってきましたが、お元気でお過ごしでしょうか。本日は、2015年に撮影した小樽の写真をお届けいたします。
小樽駅を出て運河に向かって歩いて行くと、廃線跡が見えてきます。旧手宮線跡で、現在は踏切なども含めてほとんどの廃線跡が保存されていて、自由に散策することができます。北海道で最初、全国でも3番目という由緒ある官営幌内鉄道がその前身で、幌内の石炭を小樽港まで運ぶことを目的に建設されました。
小樽駅を出て運河に向かって歩いて行くと、廃線跡が見えてきます。旧手宮線跡で、現在は踏切なども含めてほとんどの廃線跡が保存されていて、自由に散策することができます。北海道で最初、全国でも3番目という由緒ある官営幌内鉄道がその前身で、幌内の石炭を小樽港まで運ぶことを目的に建設されました。
1900年前後の小樽は小樽港を中心に商業をが発展、各銀行が進出し、市内で徐々に完成していった銀行街は、次第に「北のウォール街」と呼ばれるようになってゆきました。その後の経済状況の変化で多くの銀行は撤退して行きましたが当時の建物は残り、小樽市の歴史的建造物に指定され、現在も店舗等に利用されています。
旧安田銀行小樽支店は、花ごころという飲食ビルとなっています。
旧第四十七銀行は、渋谷建設の所有となりテナント募集中でした。
旧三井銀行小樽支店はニトリの所有で、ニトリが運営する芸術施設の小樽芸術村の一部として利用されています。
旧第一銀行小樽支店は、現在は洋服工場として活用されています。
旧北海道銀行本店は、北海道中央バスの本社として、また同社が運営する飲食施設の小樽バインとして利用されています。
旧百十三銀行小樽支店は二つの建物があり、最初に明治26年に建造されてた運河に近い場所の建物は、オルゴール堂の海鳴楼となっています。
明治41年に少し北に移転した旧百十三銀行小樽支店は、現在はガラス製品やアクセサリーを小売する小樽浪漫館として活用されています。
旧三菱銀行小樽支店は、小樽運河ターミナルとして利用されています。
2009年に営業を終了した日本銀行小樽支店は、現在は金融資料館となり日銀の広報施設となっています。
今回の小樽の旧銀行の歴史的建造物は、いかがだったでしょうか。次回も小樽に題材を得て書いてまいります。小樽より中島の報告でした。
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