2017京都の節分 壬生寺
皆様、今日は雪交じりの寒い朝となりましたが、健やかにお過ごしでしょうか。2017京都の節分の第2回の今回は予定を変更して、壬生寺の節分について書いてみます。
壬生寺は、四条大宮に程近い場所にある律宗の大本山です。京都の裏鬼門(南西)に位置し、節分会は1000年の伝統をもつ一大行事で、京都でも人気の節分スポットです。壬生寺への参道は多くの屋台が出て大変賑やかで、今年は新たに蒸し牡蠣の屋台も出ていました。金つばの名店「幸福堂」は相変らずの人気で、出来立て熱々の金つばを求める人でごった返していました。壬生寺の近くには幕末の新撰組の屯所があり、境内には近藤勇の胸像や十一人の新撰組隊士の墓塔があることでも知られています。芹沢鴨が粛清された新撰組の屯所跡「八木源之丞邸」は見学可能な施設ですが、八木家は現在、鶴屋鶴寿庵というお菓子屋さんを営んでいます。
壬生寺は、四条大宮に程近い場所にある律宗の大本山です。京都の裏鬼門(南西)に位置し、節分会は1000年の伝統をもつ一大行事で、京都でも人気の節分スポットです。壬生寺への参道は多くの屋台が出て大変賑やかで、今年は新たに蒸し牡蠣の屋台も出ていました。金つばの名店「幸福堂」は相変らずの人気で、出来立て熱々の金つばを求める人でごった返していました。壬生寺の近くには幕末の新撰組の屯所があり、境内には近藤勇の胸像や十一人の新撰組隊士の墓塔があることでも知られています。芹沢鴨が粛清された新撰組の屯所跡「八木源之丞邸」は見学可能な施設ですが、八木家は現在、鶴屋鶴寿庵というお菓子屋さんを営んでいます。
壬生寺の本尊の地蔵菩薩立蔵は、1962年の焼失後に律宗総本山の唐招提寺から迎えられた仏像で、厄除け、開運のご利益があります。また、壬生寺は、春秋に行われる京都三大念仏狂言の一つに数えられている壬生大念仏狂言が行われるお寺としても知られています。節分の際には達磨やお札など様々な縁起物が授与されますが、壬生狂言のお多福の面を小振りにした「冨久宝」はお薦めです。
壬生寺の節分会では三日間「炮烙(ほうらく)」の奉納受付が行われます。素焼きの土鍋の裏面に「厄除け 大念仏」と書かれた炮烙を求め、年齢・性別・願いごと・厄除けなどを墨書して奉納します。壬生寺にしか見られない厄落とし行事です。厄除けに奉納された多くの炮烙は、春に行われる壬生狂言の毎日の序曲である「炮烙割」の最終シーンでことごとく割られます。新しい市で、先に店を出そうとする商人と炮烙売りとが争い、怒った商人が並べられている炮烙を打ち砕いてしまいます。これにより、炮烙を奉納した人は、その年の災厄を免れるとのことです。 中島は娘の海風(みう)の健康と成長を祈願して、炮烙を奉納しました。
参道で厄除け鰯の屋台を見つけた中島は、厄除けを願い一尾求めその場で食して壬生を後にしました。
今回の壬生寺の節分の記事は、いかがだったでしょうか。次回は、千本ゑんま堂の節分について書いてみます。京都より中島の報告でした。
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