２０１７鎌倉の梅　　宝戒寺

皆様、本日は関東地方は雪が降る天気予報でしたが、当地は穏かな朝となり、ほっとしている中島です。最終回である今回の鎌倉の梅は、秋の萩で有名な宝戒寺の梅です。
宝戒寺は山号が金龍山、天台宗の寺院で、鶴岡八幡宮に程近い小町大路に位置します。鎌倉時代、宝戒寺の場所には北条氏の執権屋敷があり、北条氏滅亡後に北条一族の霊を弔うために、後醍醐天皇が建立しました。本尊は、重要文化財の「子育経読地蔵大菩薩」で、子育てのご利益があり、子供の無事な成長を願う方々の崇敬を受けています。北条氏が滅亡した日である５月２２日には、北条一族を供養し弔う法要の「徳崇権現会」が行われます。この日には、徳崇権現堂に祀られている北条高時の御神像を本堂に移して、大般若経を転読し歌舞音曲を奉納します。

それでは、２０１７年の宝戒寺の梅をご覧いただきましょう。

椿も咲き、この日は暖かだったので、多くの参拝者で賑わっていました。

今回の宝戒寺の梅は、いかがだったでしょうか。次回からは、関西の梅について書いてみます。鎌倉より中島の報告でした。