山の寺「隣政寺」から戒壇不動・奥の院ルートで「吉田山」山頂へ!
痩せ尾根の急登は修行だ!信州高森町「吉田山」へのもう一つのルート。
3月に入りました。いかがお過ごしでしょうか。はーとべるツアー添乗員の熊谷哲夫です。さて、今回の故郷の山は、下伊那郡高森町の「吉田山」の第2回目。「戒壇不動・奥の院コース」の紹介をさせていただきます。
今回、起点となるのは、通称「山の寺」と呼ばれる、高森町山吹の天台宗の寺院「隣政寺」。
林道終点の東屋広場から、木製の橋を渡ると間もなく「隣政寺発祥の地」の看板があります。
あまり見晴らしは良くない「見晴の松」を過ぎると、最初の展望スポット「第一展望台」に到着!
仙丈ケ岳等、南アルプス方面を眺めながら、ベンチでひと休憩できます。
戒壇不動下の展望台からも、南アルプス方面が広く眺められます。
進行方向頭上を見上げると、小さな赤い拝殿が建っています。
自然の岩を掘って作られた、迫力ある「戒壇不動明王」様がお出迎え!
更に20分程登ると三体の石仏が祀られた「奥の院」に到着します。
「吉田山」山頂には、一旦鞍部へと下り、痩せた尾根道をほぼ直登していきます。木の根やコブコブ、長い急坂など、なかなかの強敵ルートです。
単に標高1,450mの吉田山の頂上を目指すなら、前回紹介した「吉田山キャンプ場ルート」の方が安心かな。
山頂から北へは、前高森山方面のルートも延びています。
また裏手には、摺古木山や安平路山方面も木立の間から眺めることができます。
こちらは、おとなり松川町の「小八郎岳」の尾根から続く伊那谷の様子です。
奥の院下の鞍部までは、下山もまた修行と感じる道のりです。まさに不動明王様と出会うためにお似合いなルートといった感じでした。
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熊谷哲夫
はーとべるツアー 笑顔の休日案内人 : 信南交通株式会社
はーとべるツアー発足当初から唯一の「生き残り?!」スタッフ。昭和40年生まれの、自称『笑顔の旅の案内人!』。ハイキングツアーをはじめ、全てのジャンルの旅企画に携わり、現在も年間70日以上のツアーに同行しています。趣味は、山歩き、写真・絵手紙、ピンバッジ収集など。よく口にする言葉は『旅は思い立ったが吉日だっ!』デス。
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