公開日 2021/09/28 最終更新日 2021/09/28

東山道「園原の里」万葉浪漫コースハイキングツアーみどころ紹介!

 

東山道と古文学の阿智村「園原の里」ハイキングコースのみどころ紹介。

9月末となり、夏から秋へと季節の移ろいを感じる季節になりました。いかがお過ごしでしょうか。はーとべるツアー添乗員の熊谷哲夫です。

さて、今回は、10月に企画募集している、下伊那郡阿智村の「園原の里」のハイキングルートを実際に歩いてみましたので、コース上のみどころをご紹介させていただきます。

ハイキングの基点となるのは、園原の里の案内や展示を行っている、東山道・園原ビジターセンター「はゝき木館」さんです。万葉浪漫コースの案内看板に沿って、さあ出発です!

毎年、4月の下旬に開花し、カメラマンに人気のエドヒガン桜「駒つなぎの桜」は、源義経が馬(駒)をつないだという伝説があります。

駒つなぎの桜の脇道から遊歩道へと入り、最初のみどころは「姿見の滝」です。昔、京都の公家の娘、客女姫がこの池を鏡の代わりにして、朝夕身をたしなんだと伝えられる池です。

続いて「朝日松」ですが、「朝日松金鶏跡」ともいわれ、昔、伏見長者の吉次が、秘蔵していた黄金の鶏をこの松の根元に埋めたと伝えられているスポットです。

「暮白の滝(くれしろのたき)」は、夕暮れ時に白く浮かびあがるように見えることから、この名がつきました。

滝見台からは、願い事を書いたお皿を投げる「皿投げ祈願」ができます。このお皿は、はゝき木館や門前屋さんで、1枚100円で販売されています。

滝見台から神坂神社への道中、左手に恵那山トンネルの換気塔が顔を出しています。

三海神を祀る「神坂神社」の境内には、樹齢2000年ともいわれる巨大な日本杉があります。

車道からつづら折りの山道を10分程登ったところに、園原のシンボル「帚木(はゝき木)」があります。

帚木(はゝき木)は、源氏物語にもその名を留めている名木ですが、昭和33年9月の台風で倒されて、現在はこのような姿になってしまっています。

「月見堂」は月の名所としても有名で、伝教大師最澄が旅人のために建立した廣拯院の跡地といわれています。

信濃比叡廣拯院の伝教大師像は、平成8年に建立されました。このご尊像は延暦寺特別許可のもと、比叡山峯道に建つ大師像と同じ鋳型が使用されています。

今回のコースは、距離にして往復距離約5キロ、所要約3時間のルートです。地元の案内人の方にも同行いただき、秋の一日を歩いて楽しみませんか。

「園原の里ハイキング」ツアーは、9/28現在、10/28(木)がもう少しで出発決定できそうです。詳細は、はーとべるツアー専用フリーダイヤル:0120-810-456まで、お問い合わせください。

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熊谷哲夫

熊谷哲夫

はーとべるツアー 笑顔の休日案内人信南交通株式会社
はーとべるツアー発足当初から唯一の「生き残り?!」スタッフ。昭和40年生まれの、自称『笑顔の旅の案内人!』。ハイキングツアーをはじめ、全てのジャンルの旅企画に携わり、現在も年間70日以上のツアーに同行しています。趣味は、山歩き、写真・絵手紙、ピンバッジ収集など。よく口にする言葉は『旅は思い立ったが吉日だっ!』デス。
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