2017京都の桜 山科疎水と毘沙門堂
皆様、本日は桜日和の晴れで暖かい午前となりましたが、健やかにおすごしでしょうか。今回お届けいたしますのは、琵琶湖疏水の山科の菜の花と桜と毘沙門堂の桜です。この地区の桜は3分咲きで、例年に較べて開花が少なく残念でした。
琵琶湖疎水は、東京遷都でさびれた京都の復興策として実施された一大土木事業で、琵琶湖の水を発電、灌漑用水、物資運搬など多目的に利用するために、大津より京都に向けて開削された水路です。3代目京都府知事の北垣国道が発案し、工部大学校出身の田邊朔郎が工事責任者となり、様々な困難を乗り越えて明治23年に完成しました。大津から長等山トンネルを越えて山科に入り、蹴上の発電所へと西上してゆきます。山科の疎水脇には地域の方がボランティアで菜の花を植え、通常は菜の花と桜を同時に楽しむことができます。
疎水の脇には、安全柵のない頃に疎水に落ちて亡くなった子供の霊を弔い、子供の命を守るために建立された母子地蔵があり、何人もの人が参拝を行っていました。
琵琶湖疎水は、東京遷都でさびれた京都の復興策として実施された一大土木事業で、琵琶湖の水を発電、灌漑用水、物資運搬など多目的に利用するために、大津より京都に向けて開削された水路です。3代目京都府知事の北垣国道が発案し、工部大学校出身の田邊朔郎が工事責任者となり、様々な困難を乗り越えて明治23年に完成しました。大津から長等山トンネルを越えて山科に入り、蹴上の発電所へと西上してゆきます。山科の疎水脇には地域の方がボランティアで菜の花を植え、通常は菜の花と桜を同時に楽しむことができます。
疎水の脇には、安全柵のない頃に疎水に落ちて亡くなった子供の霊を弔い、子供の命を守るために建立された母子地蔵があり、何人もの人が参拝を行っていました。
毘沙門堂は、江戸時代に出雲寺から伝えられた毘沙門天を本尊にしたことからその名が付き、後に門跡寺院となり天台宗五箇所門跡寺院の一つに数えられています。勅使門と 宸殿の間に高さ約10メートル、枝張り約30メートル、樹齢約150余年の大きな枝垂桜の般若桜がありますが、本年はつぼみで開花した姿を見ることができませんでした。
2014年に撮影した般若桜の写真がありますので、ご覧いただきます。
それでは、2017年の毘沙門堂の桜をご覧いただきます。
今回の山科疎水と毘沙門堂の桜は、いかがだったでしょうか。次回は、法金剛院の桜をお届けいたします。京都より中島の報告でした。
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